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最近は、スマホの普及もあり「電車内で紙の新聞を読む人」を見る機会がすっかり減った。

社会人になったばかりの頃、会社の上司から『社会人になったら新聞くらい読まなきゃダメだ』と言われて毎朝通勤電車の中で日経新聞を読んでいたのを思い出す。
ぎゅうぎゅう詰めの通勤電車の中で、新聞を縦に半分に折って上手に読めるようになった時には、”自分もすっかり社会人になったものだ”とちょっと誇らしかった。

一方で、電車の中や喫茶店などで、涼しい顔をして「英字新聞」を読んでいる人を見かけると、妙にカッコよく見えた。
そんな姿を”いつか自分もあんな風に英字新聞を読めるようになりたい!”と、羨望の眼差しを向けていた。

それから随分と年月が過ぎてしまったが、今年は英字新聞のネット上の記事を読む機会が多かったように思う。
今年は本社へ英語のレポートを書く機会が増えたこともあり、伝えたい日本のニュースが英語で書かれているものがあると”英訳が楽”というのが正直一番の理由であった。
それでも、毎朝ニュースを読む際に英字新聞サイトもチェックするのが習慣になったことで、それなりに発見もあった。

以下に、私が日頃主に閲覧している2つの英字新聞サイトと私の気づきを紹介したい。

1.The Japan Timeshttps://www.japantimes.co.jp/

このサイトはとてもいい!
一部、購読者でないと閲覧出来ない記事もあるが、かなりの記事をフリーに読める。
そして、何よりも”思った以上に理解出来る!”という気になれるのがいい(笑)
これは、多少分かりやすい英語で書かれているのではないかという気もするが、それよりも、基本的に掲載されている記事は全て「日本のトピックスが英語で書かれている」ところが大きい。日本語で読んだり聞いたりしているトピックスを英語で読むと、意外にもストレス無く意味が掴めるのだ。
更にいいのは、記事の幾つかは「記事を英語で読み上げてくれる」ところ!つまり、リスニングのトレーニングにもなるのである。これは素晴らしい!ぜひ、試してみて欲しい。

私はこのサイトの記事を毎日興味のあるものだけ数記事読んでいる。
自分では、敢えて一度に沢山読もうとしないのが、英字新聞サイトを継続的に続ける秘訣かなと思っている。

2.The Sydney Morning Heraldhttps://www.smh.com.au/

これはオーストラリア・シドニーの新聞のオンライン版。これもほとんどの記事をフリーで読める。
このサイトを閲覧している理由はシンプル。大好きなオーストラリアの今と”なんとなく繋がっていたい”という気持ちが一番。
ただ、当たり前ではあるが、記事はオーストラリア現地のトピックスばかりなので(上記のThe Japan Times)とは違って、意味はかなり取りにくい。感触としては、記事中に出てくる英単語も意味の知らないものが多いように感じる。
そういう点では、The Japan Timesが読めてなんか”英語が上達した気”になってしまうのを戒めるのに丁度いい(笑)
だから、このサイトは上から下までさっと流して、たまに本当に気になった記事だけ読むようにしている。


このような感じで、この1年は英字新聞サイトを閲覧しているが、来年に向けて一歩踏み込むことにした!
今まで迷っていたが、上記のThe Japan Timesの電子版を購読することにしました~!!
というのも、通常の購読料が月3,000円だったのが、「ブラックフライデー」の特別価格でなんと月1,600円になっているのを見て、ついに背中を押されて”自己投資”のつもりで購読を決意したのである。

そんなわけで、電車の中でカッコつけて英字新聞を広げて読むことは出来ないけれど(笑)憧れていた”英字新聞を読む人”にはちょっと近づいた気がしている。



# by lateblooming | 2022-11-19 13:40 | 日本でワンオペ | Comments(0)

コアラな娘の初海外出張

シドニーの大学を卒業後オーストラリア企業の日本オフィスで働き始めた娘は、気づけば就職して3年目に突入していた。

娘は、コロナ禍の真っただ中で就職して以来、自宅でのリモートワークが中心の業務形態は続いていて、頻繁に早朝からのリモート会議を行い、時には海外のクライアントと夜遅い時間や土曜日の朝にリモート会議をしたりとなかなか忙しそうに仕事をしている。

最近になるとコロナの感染拡大が大分収まってきたこともあり、出社や外出の機会も増えたようで、リモート会議が終わるや否や昼食も食べずに慌ただしく家を出ていく姿もよく見かけるようになった。
娘のように、まだまだ自分で会議スケジュールをコントロールできるわけではない若手社員にとっては、この「いつでも実施可能なリモート会議」と「移動時間が必要なリアル会議」が混在して発生するのは対応に苦労するのは想像に難くない。
それでも、なんとか頑張って先輩方についていっているようである。

そんな娘が、ある日帰宅すると『シンガポールに出張することになった。』と言うではないか!

新入社員のプロジェクトとして、アジア拠点のメンバーとリモートである課題に取り組んでいたようで、元々はもっと早い時期に行く予定だったのが、世界的なコロナ感染状況が落ち着いた今になったとのことだった。

私としては、娘の初めての海外出張が、自分自身の初めての海外赴任先でもあるシンガポールということになんとも灌漑深いものがあったが、当の本人は、そんなことよりも”現地で何を楽しめるか”に頭がいっぱいのようであった。

特に、出張スケジュールによると、もし現地で一日休みが取れると連休になって観光出来そうだということを大いに期待しているのであった。

さすがに、そんな甘い考えには、”昭和のビジネスマン”のワタシとしてはガツンと言わないワケにはいかない!!

『遊びに行くんじゃないから、そういうところを敢えてしっかり仕事だけして帰ってくるのが大事!』
『業務以外のところで何か事故とか起ったら大問題!』
『会社はそういうところをちゃんと出来るかどうかをしっかり見てるんだよ!!』

と、大いに息巻いて娘に言って聞かせた。

ところが、翌日、会社から帰宅した娘からは、

『同期の一人が人事の担当者に訊いてみたら、現地で休みを取っていいんだって!追加のホテルは自費だけど帰りの便は会社で出すから便名決まったら教えてだって~(エヘッ)』

と、アッサリ。
なんと会社が出張先での有休取得を快諾してくれたそうだ。

これが”令和時代のマネジメント”のあり方なのだろうか?!大らかなオーストラリア企業だからなのか??
いずれにしても、なんていい会社なんだ!!と驚かずにはいられなかった。

そうして、娘はその日以降、家では『シンガポール、いいな~、いいな~』と言い続ける妻とシンガポール観光はどこに行くべきかについて熱い議論を繰り返す日々が続いた。


いよいよ初海外出張の朝、出かける間際の娘に、私からは『毎日ベストで!』と一言伝えて送り出した。

数日後に、出張中のシンガポールから『仕事のプレゼンが無事に終わりました!』とメッセージがあり、”観光モードに突入”したことを知らされた。

そして、約一週間のシンガポール出張を終えて無事に帰宅した娘に、初の海外出張はどうだったかと訊いてみると、『楽しかったよ』と即答。

もうひとつだけ大事な質問をしてみた。
『現地のメンバーともちゃんとコミュニケーションしたの?』と。
すると娘は、『あー、私はむしろ日本の同期の人たちよりもシンガポールのメンバーとずっと話してた。』と事もなげに答えてきた。

それを聞いて、日本に帰ってきてからも、相変わらずコアラのようにマイペースな娘ではあるが、「現地の人たちとのコミュニケーション」という出張時に一番大事なことは意外としっかりやってきたことが分かり少し安心した。
それと同時に、シドニーの大学でアジア人に囲まれて学業に励んだ経験が、こうした現地(シンガポール人)メンバーとのコミュニケーションを自然に出来ることに繋がっているんだなとも感じた。

ふと、娘が小学生の時に”将来の夢”を『世界を飛び回る仕事がしたい』と書いたことを思い出した。
本人が意識しているようには思えないが、今回の初めての海外出張は、きっと、その時描いた夢に近づく大事な一歩だったに違いない。

とは言え、娘がシンガポールで食べた物の話を聞いたら、単に「楽しい海外出張」だっただけかもしれないと思えてきた。。

チリクラブ、肉骨茶(バクテイ)、飲茶、チキンライス、ハイティー、、、
ちょっと、シンガポールを満喫し過ぎだろー!!

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(撮影 by コアラな娘)

# by lateblooming | 2022-11-05 13:39 | 日本でワンオペ | Comments(0)

「データサイエンティストが21世紀で最もセクシーな職業である」

このフレーズを聞いたことがあるだろうか?
今から10年前の2012年頃に発信されたフレーズであり、これにより、特にアメリカのIT業界界隈を中心に、「データサイエンティスト」という仕事が大いに脚光を浴びるきっかけになったようだ。

一方で、私自身がこのフレーズを耳にしたのは、おそらくもっと最近になってから。数年前だったように思う。
そして、非常に強く印象に残った。特に、”最もセクシーな”という表現に!(笑)
ちなみに、「最もセクシー」は英語で「セクシエスト(sexiest)」と言うんだ!と知ったのもその時だ。

少し余談になるが、実はワタシ、ビジネスの話にこのちょっと不釣り合いな”セクシー”という言葉が出てくるのがけっこう好きなのだ。

思えば、最初に”セクシー”という言葉が使われているビジネス本を読んだのはもう20年以上前の2000年頃で、初めての海外赴任でシンガポールへ行った頃に読んだ。

その本のタイトルは『セクシープロジェクトで差をつけろ!』(トム・ピーターズ著)だった。
その本の大事なメッセージである、

”その仕事がカッコいい(セクシー)と思えるか、それが一番の問題だ!”

というフレーズが、大いに心に刺さった。
これは今でもどこかで意識し続けている。

と、話が反れたので元に戻るが、冒頭のフレーズで、「データサイエンティスト」という仕事もその時から関心を持つようになり、「AI(人工知能)」について学んでみたいと思うきっかけにもなった。

そこで、気になるのが、『今でもデータサイエンティストはセクシーなのか?!』ということだ。

というのも、昨年頑張って初めてAI関連の資格「G検定」に合格して、今年は更に難易度の高いAI資格に挑戦することを意気込んで、”高額オンライン講座”を勢いで申し込んだものの全然勉強が進んでいないのだ(苦笑)

だから、(AIを使いこなす)データサイエンティストが”今もセクシーか、もうセクシーでないか”は、学習のモチベーションとして大きな問題なのだ(笑)

そこで、この私の重大な問いに対する良い記事があった。

『データサイエンティストは、いまもなお「21世紀で最もセクシーな職業」なのか』(トーマス H.ダベンポート、Harvard Business Review)


興味のある人はぜひ読んでみて欲しいが、この記事の結論となっているところを、下記に抜粋する。

”筆者らは、データサイエンスという職務の継続性と変化の両方を見てきた。この職は多くの点で著しい成功を収めている。そしてデータサイエンスの広い普及に伴い、関連職の増加や倫理的観点の必要性といった、いくつかの課題が生じている。ビジネスと社会において、データとアナリティクスとAIの量が減少しそうにはないため、ビジネスシーンにおけるデータサイエンティストの仕事の重要性は、今後もますます高まるだろう。


つまり、

「データサイエンティストはまだセクシーか?!」という問いに対する答えは、、

”データサイエンティストは今もまだセクシーである!!”

ということになる。

よし!この記事のおかげでモチベーションが少しアップしたので、AIの勉強を頑張って再開しよう!

セクシーサンキュー!!(中島健人氏より拝借)


# by lateblooming | 2022-09-17 14:47 | 日本でワンオペ | Comments(0)

“ロボットの切ない愛”という言葉に、『なんだか安っぽいなあ~』と感じてしまったら、スイマセン。
それは、完全に私の表現力不足のせいです。

ただ、今回読んだ本の作者が、あの”カズオ・イシグロ”だと言ったら、どうだろう?!
『それなら、十分あり得る!』と、急に手の平を返すヒトも多いのではないだろうか(笑)

そう、今回私が久しぶりに読んだ13冊目の洋書は、2017年にノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロ(Kazuo Ishiguro)氏の『KLARA AND THE SUN』である。

思えば、私自身が、カズオ・イシグロ氏を初めて知ったのは、ちょうど1度目のシドニー時代である2010年頃。娘が通っていた英語教室のW先生(後に私自身の英語の先生)から勧められて家族で観た映画『Never Let Me Go(邦題:わたしを離さないで)』を通してだった。
その映画の原作小説を書いたのが「カズオ・イシグロ」だと知った。
そして、あの映画を観た時の”衝撃的な切なさ”は今でも覚えている。


前置きが長くなってしまったが、今回読んだ『KLARA AND THE SUN』のストーリーをほんの触りだけ。

物語の舞台は”今より少し先の未来”。主人公のKLARA(クララ)は、「AF(Artificial Friend)」と呼ばれる”人型ロボット”。その時代、一部の子供たちは、AFを親に購入してもらい文字通り自分の”トモダチ”として共に生活をしている。
AF販売店のショーウィンドーに展示されたクララは、ある日、10代前半の女の子Josie(ジョジー)と出会い、お互い強く惹かれ合う。
その後、しばらくして、ようやくクララはジョジーの母親に購入してもらえることになる。
クララはジョジーの家で献身的に働くようになるが、すぐにジョジーは難病を患っていることを知るのだった。。


物語を読み始めると、人型ロボットのクララの「視点」で物語が展開していくところが、とても新鮮であった。
そして、読み進めていくと、クララのジョシーに対する”真っすぐな思い”が、不思議とクララがロボットであるという事実を越えて胸に響いた。
同時に、クララがロボットであるが故に当然越えられない「現実」もあることに、胸がギュッと締め付けられるような切なさを感じた。

「愛」について考えさせられる一冊だった。


ロボットの切ない愛の物語~洋書の読書を楽しむ・13冊目~_e0365677_12290524.jpg


# by lateblooming | 2022-08-20 12:49 | 日本でワンオペ | Comments(0)

やったー!”あのサスペンス”が映画になっていた!!

”あのサスペンス”とは、オーストラリア人女性のジェーン・ハーパー(Jane Harper)の小説『The Dry』のことである!

私にとっては、この『The Dry』は、3年以上前にシドニーで読んだ”人生3冊目の洋書”であり、慣れない洋書でありながらも、そのヒリヒリするようなストーリー展開を最高に楽しめた思い出深い一冊なのだ。
それが、映画になって日本全国で公開されることになったのだから、少々興奮気味なのも許して欲しい(笑)

ちなみに、ストーリーの概要は以下のような感じ。

物語の舞台はオーストラリア・メルボルンから少し離れた田舎町、そこは100年に一度の干ばつで連日強い日差しが照り付ける。そんな田舎町で、子供一人を含む一家3人が死亡するという事件が発生。死亡した男性ルーク(Luke)の幼なじみである(主人公の)連邦警察の調査官・フォーク(Falk)は、亡くなった一家の葬儀参列ために久しぶりにその街へ戻り、その事件の調査に関わることになる。実は、フォークは少年時代に起きた「ある未解決事件」を境に追われるようにその町を出ていた過去を持っていた。
こうして、現在と過去の事件が交錯しながら、次第にその田舎町に秘められた事実が浮き彫りになってくるのだった。。


そして、じゃじゃーん!
映画の予告編が解禁!!

日本語版のタイトルは、『渇きと偽り』(原題:The Dry)。

予告編からも、オーストラリアのカラカラに渇いた大地を舞台に、ヒリヒリするようなサスペンスが展開していく雰囲気が伝わってきて、期待度大!

映画『渇きと偽り』予告編(YouTube:1分30秒)

私にとっては”待望の映画化”なので、絶対観ます!!


尚、原作『The Dry』を洋書で読んだ時の感想を書いた以前のブログもご参考まで。




# by lateblooming | 2022-07-23 13:27 | 日本でワンオペ | Comments(0)