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英語の家の基礎工事~基本文型を学ぶ~

英語のレッスンでは英語の文法を基本から少しづつ学ぶ。
その最初に登場したのは「英語の基本文型」。
そう、SとかVとかOとかCが出てくるやつだ。確かに、学校の英語でも最初の方に出てきたことは覚えている。

英語の文法というと、ワタシのイメージ的には、まず文型からはじまって、その後、不定詞、動名詞が出てきて、関係代名詞が出てくるとアタマに暗雲が広がり、現在完了で日本人には馴染みのない感覚に苦戦し、仮定法で、仮定法現在・過去・過去完了がごっちゃになって、文法に苦手意識を持ってしまうパターンだ。

ただ、今回あらためて英語の文型を学ぶことになって、自分の考えを改めなくてはならなかったのは、

「文型」の重要性は別格なんだ!

ということ。
自分の中では、覚える必要のある英文法の中の”一部分”というような感覚であったが、これは根本的な間違い。

ここで、ホントに触りだけだが「英語の基本文型」とは以下の5種類。

<基本文型>
S:主語、V:動詞、C:補語、O:目的語、IO:間接目的語、DO:直接目的語、OC:目的格補語

第1文型:S+V (例:I live in Sydney.「私は住んでます(S+V)」だけで意味が完全になる。場所がシドニーでも東京でも。)

第2文型:S+V+C (例:You look pretty in that pink dress. 「君はかわいいね(S+V+C)」で意味は完全になる。ピンクのドレスだからたまたまかわいく見えるのかどうかはとりあえず気にしない。)

第3文型:S+V+O (例:I study English every day. 「私は英語を勉強します(S+V+O)」で意味は完全。”毎日”は言いすぎたけどここでは影響しない。)

第4文型:S+V+IO+DO (例:She gave me a box of chocolates on Valentine's Day. 「彼女が私にチョコレート1箱くれました(S+V+IO+DO)」で意味は完全なる。バレンタインデーにくれたからといって本命かどうかは分からないので、恋の行方は完全ではないが、ここでは考えない。)

第5文型:S+V+O+OC (例:They named that Panda Xiang Xiang.「彼らはそのパンダをシャンシャンと名づけた(S+V+O+OC)」パンダに名づけたというところまででは意味が完全にならないので、名前まで入れて文型的にはようやく”シャンシャン”となる。)

そして、ここで一番重要なことは、英語の基本文型はこれらの5つ。
つまり、どんな英文でも、これら5種類のどれかに属するということ!どんなに、長く複雑でも!!

『そりゃそうだろ。何を今さら。』と言われてしまいそうだが、私自身は、こんな大事なことを意識しないで長い間英語に接してきていたと気づかされた。

だから、文型は、英語を理解する上での一番「基礎」となる部分であり、イメージ的には、家を建てる時の「基礎」に相当すると言えると思う。
つまり、文型という「基礎」があって、その上にその他の文法(不定詞・動名詞・関係代名詞・仮定法等々)が、柱や壁だったり、部屋だったりのように積み上げていくような感じなのだ。

そう考えると、自分自身の”英語の家”がグラついているのも納得がいく。
そう。肝心な”英語の家の基礎”がしっかり出来ていない上に、あれこれ色々なものを積み上げていってしまっていたからなのだろう。
それを、いま一度、全てを壊して、立て直していくつもりではある。(途中でくじけなければ)

実際、英語のレッスンで英文の意味がきちんと取れていないときに、先生からは、

『まだ文型がしっかりとれてない!!』

としょっちゅう厳しく指摘されている状態だ。


これから人生の中で大きな台風や地震が来ても耐えられるような”英語の家(=英語の力)”を持てるよう、文型をしっかり理解できるよう勉強していきたいと思う。



by lateblooming | 2018-10-14 11:51 | シドニーで新たな学び | Comments(0)