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「バリスタ」はカフェで働いているとは限らない!?

最近では、「バリスタ」と聞くと、すぐにカフェで美味しいコーヒー(カフェラテなど)を淹れてくれる人を思い浮かべるようになった。

ただし、ちょっと気を付けた方がいい場合もある。

例えば、パーティー会場で出会った外国人男性との次のような何気ない会話のシーン。

男性:Hi, I'm Oliver, nice to meet you.(こんにちは。私はオリバーです。はじめまして。)
女性:Hi, I'm Takako, nice to meet you too.(こんにちは。私はたか子です。こちらこそはじめまして。)
   ~Conversation~ (~会話~)
女性:By the way, what kind of work do you do?(ところで、どんなお仕事をしているんですか?)
男性:I'm a barrister. (私はバリスタです。)
女性:Barista? Ah, you work at a cafe!? Is it Starbucks? Or Tully's?(バリスタ?あー、カフェで働いているのですね!?スターバックスですか?それともタリーズ?
男性:・・・ (・・・困惑気味)

なんだか、二人の会話が噛み合っていないようですが、どうしてでしょうか??

実は、男性の職業である「barrister(バリスタ)」は、「法廷弁護士」という意味なんです!!

barrister (名詞)[英法]:法廷弁護士(barrister-at-lawの略)
【解説】法廷で訴訟事件を扱う権限のある法廷弁護士;依頼人の契約書の作成や財産の処分などの事務を代行する弁護士はsolicitorという。
(研究社・新英和中辞典・第7版より)

ちなみに、女性の頭に浮かんだのは、冒頭でも触れたように、エスプレッソなどのコーヒーを淹れる仕事をする人でを意味する「barista(バリスタ)」で、これはもともとイタリア語なんですよねー!(知ってましたか!?言われてみれば確かにそんな気が、、という感じですよね。)

そんなワケで、これらを踏まえて、もう一度パーティのシーンへ!

男性:Hi, I'm Oliver, nice to meet you.(こんにちは。私はオリバーです。はじめまして。)
女性:Hi, I'm Takako, nice to meet you too.(こんにちは。私はたか子です。こちらこそはじめまして。)
   ~Conversation~ (~会話~)
女性:By the way, what kind of work do you do?(ところで、どんなお仕事をしているんですか?)
男性:I'm a barrister. (私は法廷弁護士です。)
女性:It's a tough job! You must be very busy.(大変なお仕事ですね!とてもお忙しいんじゃないですか。)
男性:I'm very busy sometimes, but I'm not so busy lately. If you like, how would you like to have dinner together sometime?(すごい忙しいときもあるけど、最近はそれほど忙しくありません。もしよろしかったら、今度一緒に夕食でもいかがですか?)
女性:Thank you. I'd love to.(ありがとうございます。ぜひ。)


このように、英語を勉強すると、きっと、”良い出会い”に巡り合える機会も増えるでしょう!!



by lateblooming | 2020-09-22 14:56 | 日本で新たなチャレンジ | Comments(0)