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”あの男”がハリウッドでも映画化されることが決定した!
”あの男”とは、"オーヴェ(OVE)"のことだ。
そう、私が約3年前に洋書を読んで初めて涙した「オーヴェという男(原題:A MAN CALLED OVE)」の主人公の男性のことなのである。
そして、この本がスウェーデンで映画化されて大ヒットしたのが『幸せなひとりぼっち(邦題)』で、それがハリウッドでリメイクされることが決定したという。

何と言っても、主人公のオーヴェを演じるのが、

ト~ム・ハ~ンク~ス!!
ヒューヒュー♪

(情報元)
トム・ハンクスがスウェーデン映画『幸せなひとりぼっち』のリメイクに主演(SCREEN ONLINE)


この映画のストーリーは、愛妻を亡くし人生に絶望した偏屈な老人(オーヴェ/OVE)が、隣人との交流を通して少しずつ心に変化が生まれていくというもの。
私は、映画の方はちょうどコロナ禍に観たこともあって、『人との繋がり』だったり『誰かを真剣に好きになること』の大切さを改めて強く感じた。

よく、外国のヒット映画をハリウッドでリメイクして”ちょっと残念”なケースもあるが、そこは名優トム・ハンクス、きっと間違いないでしょう!

ということで、

原作を読んでからハリウッド・リメイク版を観るか?!

オリジナル版を観てからリメイク版を観るか?!

まずは手っ取り早く、私の以前のブログからどうぞ(笑)






# by lateblooming | 2022-02-26 12:45 | 日本でワンオペ | Comments(0)

”幸運の女神には前髪しかない”
このフレーズを聞いたことがあるだろうか?

私がこのフレーズを初めて耳にしたのは、ある自治体のIR(統合型リゾート)担当部門とのミーティングの最中だった。
こちらからIRの誘致の可能性について尋ねると、その部門のリーダーと思われる男性が『IR誘致をするかどうかは知事の決定次第だが、現場としては事前に出来る準備を進めておきたいと考えている。”幸運の女神には前髪しかない”といいますからね。』と返答した。

限られたチャンスを逃さないように準備を進めることが大事だということは伝わってきたが、同時に私は、頭全体がつるつるピカピカで前髪だけ長い女神を思い浮かべて、『面白いことを言うな~』と思っていた。

どうやら、そのフレーズはその男性のお気に入りのようで、その後も2~3回会話の中に登場した。
その度に、私の頭の中を”つるピカで前髪だけをなびかせた女神”が駆け抜けていったのだった(笑)

後になって調べてみると、やはり想像していた通りの意味を持つことわざであった。


<幸運の女神には前髪しかない>(コトバンクより)
"チャンスはやって来たそのときにつかまなくてはいけない、ということ。"
"[由来] 「ギリシア詞華集」に収められた、紀元前四~三世紀のギリシャの詩人、ポセイディッポスの詩の一節から。時の神カイロスについて、出会った人がつかまえやすいように髪を顔の前に垂らしてあるが、追いかけてつかむことはできないよう、後頭部には髪がない、と書かれています。カイロスは男性神ですが、のちに、幸運の女神についての話に変化して広まっていきました。"

確かに、「チャンスは一瞬で即断が大事」というのは、自分の実体験からも納得感がある。
例えば、以下のようなシーンだった。

●以前の職場での何気ない会話で
職場の上司:『ゲーム(デジタルエンターテインメント)事業ですぐに海外に行くのと、日本だけどカジノ(ゲーミング)事業に関わるのと、どっちがいい?』
私:『カジノ事業です。』と即答。

⇒結果として、カジノ事業に移ってから少し後に、行きたかったシドニー拠点への赴任が決まった。

●転職の最終面接で
経営幹部『海外に関わる色々な仕事がある。例えば、1.オーストラリア拠点の立て直し、2.フィリピン工場の管理、3.日本で海外拠点との連携業務など。』
私:『オーストラリアなら明日からでも行かせていただきたいです!』と即答。

⇒結果として、オーストラリア赴任を前提に採用が決まった。(2度目のシドニー赴任へ)

●そして、昨年、今の職場で
本社からの経営責任者:『残念だけれど、来期、日本オフィスのスケールダウンが決まった。人員がかなり少なくなると思うが、それでも残ってくれるか?』
私:『ハイ、私は最後の瞬間までここで働きたいです。まだ日本での可能性はあると信じているので。』

⇒結果として、私一人だけが日本オフィスに残ることになり、何とかやりたい仕事を続けられることになった。


「瞬時の決断(選択)」というのはとても難しい。
「いい事」と「悪い事」があれば迷わないが、大抵は、”どちらも良さそうに見える事”の中から一つだけを選ばなければいけないからだ。
日本人サラリーマンの伝家の宝刀である『持ち帰らせていただきます』や『ちょっと考えさせて下さい』と答えた瞬間に、きっとそのチャンスは逃してしまうような気がしている。

だから、私自身が意識していることは、自分にとって「何が一番大事か」「何が一番好きか」「何に一番ワクワクするか」を日頃から考えるようにしている。
そうすると、意外にも自分が思った以上に大事な場面で瞬時に”カラダが動く”ものだ。


ちなみに、「幸運の女神には前髪しかない」を英語では、”Grasp Fortune by the forelock.”というようだ。
前髪はforelockというんだね。新しい英単語も知ることができて嬉しい。


いつもワクワクすることを考えて、幸運の女神の前髪(チャンス)をつかもう!!


おまけ:ワタシの頭の中のイメージ(クオリティ御免)
幸運の女神の前髪をつかめ!_e0365677_12592677.jpg


















# by lateblooming | 2022-02-19 12:59 | 日本でワンオペ | Comments(0)

IRはつらいよ

新しいものを生み出すということは、それが何であれ大変なことだ。
日本にはないカジノ(Casino)を含む「統合型リゾート(Integrated Resort:IR)」もその一つと言えるだろう。
私自身、『将来必ず日本にカジノはできる!日本初のカジノリゾートビジネスに関わりたい!!』と思ってから、気づけばなんと18年も経っていた!
その間、文字通り”山あり谷あり”だったが、なんとか今もIRビジネスに関わって仕事が出来ている。

日本IRの歩みと共にちょっとだけ振り返ってみると、、

2003年~2006年頃
1990年代後半に、先日お亡くなりになった元東京都知事の石原慎太郎氏が提唱した「お台場カジノ」構想を発端としてカジノ合法化の機運が高まり、多くの地方自治体が「構造改革特区」を活用したカジノの実現を目指し盛り上がりを見せていた。
私自身は、勤め先の東京のコンサルタント事務所で、たまたまヨーロッパ有数のカジノ企業のプロジェクトに携わる。これがカジノビジネスとの出会い。そして、その面白さと将来性を感じる。
しかしながら、政府としては「特区でのカジノはなし。全国的なカジノ合法化が必要となる。」との結論。これ以降、盛り上がったカジノブームが下火になる。
合法化までは時間がかかりそうなので、その間『海外のカジノ市場で働いてみたい!』と思い、海外でカジノ事業を展開する日本企業に転職。

2007年~2012年頃
行きたかったシドニーのカジノ機器事業の拠点へ赴任。5年間、海外のカジノビジネスの現場に関わる業務を経験。

2012年~2015年頃
政府の観光立国宣言の流れを受けて再び日本で「カジノ合法化」の機運が高まり、帰国後、社内に日本IRに関する新規プロジェクトが立ち上がりそのチームの一員に。
しかしながら、なかなか合法化までの道のりは険しく、2~3年でプロジェクトチームは解散。自分自身もカジノ事業ではない部門に異動となる。
『合法化までに時間がかかるなら、もう一度海外の現場に戻りたい!』と思い転職を決意。カジノ機器を扱う日本企業へ。

2016年~2019年頃
転職先でシドニーの販売拠点への赴任が決まり、2度目のシドニーへ。再び海外のカジノビジネスに触れる機会を得る。
しかしながら、2年半が経とうとする時、会社の事情により現地で仕事を失う

2019年~現在
日本に帰国後すぐに一番行きたいと思っていた香港系のIRオペレーターの日本オフィスでの採用が決まる。ちょうど2018年には日本でもついにIR(カジノ)が合法化!!海外IRオペレーターのほとんどが日本にオフィスを構えこれまでで最大の盛り上がりへ!!
しかしながら、世界的なコロナ禍が日本IRのプロセス全体に大きな影を落とし、多くのIRオペレーターが日本から撤退を決める。
そして、自分の働く日本オフィスは、なんとか撤退は踏みとどまりながらも”一人オフィス”の状態に


ここまでの間に、日本のIR業界から離れることになった多くの人たちがいる。
私と同じようにIRの仕事が好きで続けたいと思っていながら、それでも去らなければならない人たちも多く見てきた。
だから、海外に出たり日本に戻ってきたりを繰り返しながら、自分が好きな仕事に関わり続けられていることだけでも「奇跡」だとも感じる。

昨年末に、職場の同僚の女性に言われた。

『ここまでIRの仕事にこだわって続けられているのはスゴイですね。けど、一番スゴイのはそれについてきてくれているご家族ですよ!特に奥さんには感謝すべきです!!』

全くその通りだ。。(ホント感謝しています。。)


今は、日本のIRにとってもまだ苦しい時期ではあるけれど、着実に前進していることも事実。
そして、日本に新しく生まれるIR業界はこれからどんどん大きくなっていくことは間違いない。
だからこそ、これまでに離れてしまった人たちがまた戻ってこれる機会もあるだろうし、更には、これから新たに関わりたいと思ってくれる人たちが増えてくれたら嬉しい。

特に、海外のIR/カジノの現場でディーラーの経験を積んでいる人たちや日本のディーラースクールで学んでいる人たち、更には昨今人気が急速に高まっているポーカーを楽しむ人たちなど、きっと”新しいパワー”を業界に注入してくれるだろう。もちろん、全く違う業界から関心をもって飛び込んできてくれるのも嬉しい。
そういう方々との新しい出会いもとても楽しみである。

これからも日本のIR業界に貢献出来るように頑張っていきたいと思う。
きっとみんなで笑って祝える日は来る!!


”人生は、クローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ。”
(By チャールズ・チャップリン/俳優、映画監督)



# by lateblooming | 2022-02-12 16:47 | 日本でワンオペ | Comments(0)

”ピンチの後にチャンスあり”

ピンチのとき、つまり苦しい状況にあるとき、すがりたい言葉だ。
コロナ禍においては、ほとんどの人が何らかの困難に直面したに違いない。
私の場合は、仕事でピンチに見舞われた。

そもそも、私の携わっている「統合型リゾート(Integrated Resort:通称IR)」は”観光業のど真ん中”にあるような業界なので、世界的なコロナ感染拡大によるダメージは甚大である。

例えば、本社の運営するマカオにある大型IR施設では、コロナ感染拡大が始まった2020年の売上は対前年で約80%減であった。勘違いではない、これは前年比(80%ではなく)20%の売上ということだ。
一方で、まだIRのない日本でも、国のIR認定プロセスが9ヶ月程遅れることになったり、コロナ対策が最優先事項である自治体にとってはIR誘致に関心があったとしてもなかなか手を挙げられるような状況ではなかった。
その結果、2021年に入ってから、私のいる日本オフィスでは社員全員が一年間何割かの給与カットとなってしまった。その一年の間に、20名程いたメンバーが会社都合と自己都合を合わせて約10名が会社を去ることになった。
”ピンチの後のチャンス”を願いながら、一年間歯を食いしばって踏ん張った。

ようやく一年が経とうする頃、残念ながら世界的なコロナ禍はまだ続いていた。
そして、2021年12月に会社が出した方針は、日本からの撤退ではないものの、日本オフィスの更なるスケールダウンであった。
その結果、約10名いた社員のうち私一人だけが残ることが決まった。

その時思った。

『ピンチの後にすぐにチャンスは来ないんだ。。』

と。

一方で、少なくとも「IRの仕事を続けられること」と「給料がフルに戻る」という状況になったことは素直に嬉しかった。

その日、家に帰って、その気持ちを正直に家族に伝えた。

『なんとか首の皮一枚つながったよ。』

すると、娘は一言。

『(首の皮)ペラッペラだね~』

確かにその通りだ(苦笑)


今回の経験を通して、ピンチはただ我慢して乗り切るだけでなく”チャレンジ”をしないとチャンスはやってこないのだと痛感した。

こうして2022年1月から「ひとりオフィス」という未知のチャレンジがはじまった。
気持ちを新たに頑張っていこう!!


”難題とは姿かたちを変えたチャンスである。”(By ヘンリー・J・カイザー/アメリカの実業家)



# by lateblooming | 2022-02-05 12:49 | 日本でワンオペ | Comments(0)

しばらく間があいてしまったが、(その間の話はまた今度にするとして)まずはブログ再開!

今回は残っていた関係代名詞のお話。関係代名詞のthatwhoと続いた後は、そう「which」。

今回は関係代名詞のwhichについて学び直し。

関係代名詞のwhichは、

  • 先行詞が物、動物、ことがらをさすとき。
  • 格の変化は、主格はwhich、所有格はwhoseとof which、目的格はwhich。

ハイ、ここで所有格の「whose」と「of which」で、『うっ、、』と不安になってしまったアナタ、わたしと同じです(苦笑)

とうことで、今回の「気づきポイント」は、whichの所有格について!

その前に、一応、なんとなく自信のあるwhichの主格と目的格をサラっと例文でおさらい。

1.主格 which
The overcoat which has a mink collar is $4,500.
ミンクの襟付きのオーバーコートは4,500ドルです。

The musical which will start next week will be very popular with the teenagers.
来週から始まるミュージカルは10代の若者に人気になるでしょう。


2.目的格 which
The book which I borrowed from you was very interesting.
私があなたから借りた本はとても面白かったです。

Is this the book which you are looking for?
これはあなたが探している本ですか?

ちなみに、目的格のwhichは省略されることが多いようです。


さて、お待たせしました、所有格のwhichです。

3.所有格 whose, of which

急に自信がグラついてしまうポイントはズバリ2つ。

①”whoseって、先行詞が人の時に使うんじゃないの?”

>>(答え)whoseは、先行詞が人でも物でも動物でもことがらでも対応可能!!

例文を見て”違和感”を払拭しよう!

The house is Mr. Smith's.
Its roof is green in colour.
>>The house whose roof is green in colour is Mr. Smith's.
その屋根が緑色である家はスミスさんのものです。

She rented the house.
Its rent was too much for her.
>>She rented the house whose rent was too much for her.
彼女は家賃が高すぎる家を借りた。


②”of whichとか、見た目からイヤな感じしかしない(笑)”

>>(答え)慣れるしかなさそう。
実際、ちょっと”パズル”のようなので、頭を柔軟にしないと構造が見えてこない。

①の例文と比べて違いを見てみよう!

The house is Mr. Smith's.
The roof of the house is green in colour.
>>The house, the roof of which is green in colour is Mr. Smith's.
屋根が緑色の家はスミスさんの家です。

She rented the house.
The rent of the house was too much for her.
>>She rented the house, the rent of which was too much for her.
彼女は家賃が高すぎる家を借りた。(彼女は家を借りたが、その家賃は彼女には高すぎた。)


以上!

これからは機会があったら、whoseとof whichを思い切って使ってみよう。

つづく

# by lateblooming | 2022-01-16 18:53 | 日本で新たなチャレンジ | Comments(0)